アイルランドが生んだ孤高のギタリスト、ゲイリー・ムーアが急逝する2年3か月前の2008年11月に出演したスイスの歴史あるインドア・フェスティヴァル(バロワーズ・セッション)(当時の名称は(AVOセッション))の模様が待望の初商品化!
マシンガン・ピッキングを駆使したハードロック・ギタリストとして80年代を駆け抜けたゲイリー・ムーアだが、90年代以降は自身のルーツであるブルースへと回帰、その飽くなき情熱は遺作アルバム『バッド・フォー・ユー・ベイビー』(2008)に至るまで深く刻まれている。
その生前最後のアルバム発表後のツアーの一環で行われたこのライヴは、円熟味を増したブルース・ロック・レパートリーを凝縮した、魂を揺さぶられること間違いなしの熱きパフォーマンスを追体験できる。
完全生産限定となるリミテッド・エディションのDisc 2に収められた同公演のBlu-rayは、映像商品としては2010年の最後の来日公演に最も近い内容であり、さらにシン・リジィ時代の盟友ブライアン・ダウニー(Dr)がメンバーとして参加している点など、ゲイー・ムーアの晩年のツアーの中でも特にレアな記録だ。