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デルタ・ヴィンヤードは1948年、ブレンハイムの西方にコンスタンティン・ディロンにより設立されたデルタ・ファームが元になっています。2000年に4人の人物によって買収され共同経営となりました。
マット・トムスンは、オタゴ大学で生物化学（酵母技術）の修士号を取得、卒業後1993年からマルボロでワイン造りに従事してきました。 彼は、ワインメーカーのコンサルタントでクライエントには、セント・クレア、マッドハウス、レイク・チャリス、ケープ・キャンベルがいます。彼らのワインは、ここ何年か絶えず賞やトロフィーを獲得しています。 彼はまたイタリアで毎年ヴェローナ、フリウリ、ピエモントのヴィンテージを手がけています。これは、彼のベンチャービジネスへの初めての投資です。
ニールは、卓越した葡萄栽培家で、セント・クレア・ワイナリーのオーナー。マルボロで一貫した素晴らしいワインを造る生産者でもあります。彼は1994年からマットと仕事をしており、マットの事業の支援に熱心。
デビッドはロンドンに本拠地を置き、イギリスで最も大々的に業務を行っている輸入業者／販売業者で、リバティー・ワインの経営に携わっています。リバティー・ワインは、妻のルシアン・フリンと共に1997年に始め、最も成功している販売会社のひとつにまで成長させました。成功の理由は大部分、扱うワイン全品について品質が一貫していることにあります。マットとは1994年から一緒に仕事しており、イタリアのリバティー・ワインのために、ワイン造りをしています。車でイタリーのワイナリー巡りをしていたマットとデビッドは、マルボロにおけるピノ・ノワールの可能性について徹底的に話し合いました。2000年、マットはついに最高級ピノ・ノワールの栽培に最適の地を発見しました。同時に最上のソーヴィニョン・ブランの畑も25エーカー購入しました。使用しているスクリューキャップは最高級のもので、繊細なピノ・ノワール、ソーヴィニョン・ブランの品質を最上のまま保っています。
デルタ・ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン 2024年主な畑は北、南に面しており、列ごとの間隔は2.8ｍ、ぶどうごとの間隔は2.4ｍとなっており、根が成長するのに十分な間隔をあけています。その他の畑は夏やや気温の低く、土壌もミネラルを多く含み、水はけが良くなっています。ぶどうは機械で夜間から早朝にかけて収穫され、収穫時の温度を5度前後に保っています。2つのクローンを別々に収穫しています。BDX317は熟成するのが少し早いからです。収穫されると、ぶどうはすぐにワイナリーに運ばれ、除梗と圧搾が行われ、スキンコンタクトを最低限に抑えています。そして酵母を添加し、12度で3週間発酵させます。ワインは澱引きし、安定させ、清澄とろ過は行わず瓶詰めされます。