サヴォワ地方中央部、「ヴァン・ド・サヴォワ」の17のクリュのひとつでもあるクリュエ村に、2014年に誕生した新星ドメーヌです。継承する畑を持たなかったジュリアン・ヴィアナは、通常の栽培・醸造学の他に特別な栽培の学位(Licence de Pro Viticulture)を修めた後、アルバンの「シャトー・ド・メランド」での修行を経て、出身地クリュエのリウ・ディ「ラ・バラトリ」に0.8haの畑を購入して自身のドメーヌを設立しました。その後フェルマージュなどによって栽培面積を拡大しながら、すべての畑をビオロジー栽培に転換。最短の2017年にセティパック・ビオの認証を取得しました。
ヴァン・ド・サヴォワ パロキシズム ルージュ 2020年 セリエ・ド・ラ・バラトリ
1.5haの粘土石灰質土壌自社畑。平均樹齢40年のピノ・ノワール45%にガメイ45%にモンドゥーズ・ノワール10%。ステンレスタンクで醸造。パロキシズムとは「感覚や感情の絶頂」という意味。