フランソワーズ・ベデルを彷彿とさせる女性ビオディナミ生産者が、オーブに誕生しました。挑むはオーブの魂、ピノ・ノワール100%によるブラン・ド・ノワール。 「子供の頃から、化学薬品をまったく受けつけない体質でした。病気になったら、ホメオパシーなどで治癒していました」というドミニク・モローが、女性ヴィニュロンヌとしての人生を選択した時、最初からビオディナミを志向したのは自然な成り行きでした。
「DRC」、「ルフレーヴ」、「コント・ラフォン」、「ディディエ・モンショヴェ」らにビオディナミを教えた巨匠ピエール・マッソンに直接師事。ポリゾ村のRM、「Piollot Pere et Fils」に嫁いでオーブに来てからは、シャンパーニュにおけるビオディナミの先駆者ジャン・ピエール・フルーリーや、ベルトラン・ゴートロらとの交友を育みながら、夫から譲り受けた畑で実地に栽培実験を行ってきました。「私にとって本当に幸いだったのは、義父が、1970年からのセレクション・マサル(マス選抜)の成果として、素晴らしいピノ・ノワールの古樹を残してくれたことです。ビオディナミによって、古樹のポテンシャルをさらに深いところから引き出すことができました」(ドミニク・モロー)。
小区画からの単一品種でのワイン造り、古樹の尊重、樽発酵といった技法や、「畑の個性を表現したい」という彼女の哲学には、彼女が学んだブルゴーニュの影響が強く表れています。 尚、メゾン名の「マリー・クルタン」は、同じくぶどう栽培家だった彼女のひいおばあさんの名前で、農薬や化学肥料を一切使用せず、馬による耕作を行っていたマリーさんへの敬意を込めて命名されたものです。
トロフェ・シャンプノワ(Tout le palmares des Trophees Champenois 2024度)にて、Vigneron (ne) de l’annee(年間最優秀栽培家)賞を受賞!
「畑の個性を表現したい」という哲学のもと造られるマリー・クルタンによる「エフロールサンス」!
作品名の「エフロールサンス」は、「開花(花が開くように美しく熟成してゆく)」という意味!
■ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
■発酵・熟成:ブルゴーニュ樽
■平均樹齢:45年以上
■ドサージュ:なし
■収穫:手摘み100%
トロフェ・シャンプノワ(Tout le palmares des Trophees Champenois 2024度)にて、Vigneron (ne) de l’annee(年間最優秀栽培家)賞を受賞!
「畑の個性を表現したい」という哲学のもと造られるマリー・クルタンによる「エフロールサンス」!
作品名の「エフロールサンス」は、「開花(花が開くように美しく熟成してゆく)」という意味!
ポリゾ村の平均樹齢45年以上の古樹V.Vのピノ・ノワール100%をブルゴーニュ樽で100%発酵・熟成!ドザージュはゼロ!
樽発酵に由来するバニラやブリオッシュのほのかな香味!