【ルイ13世統治下の1625年、創業者のフランソワ・エマールはフランス、シャンパーニュ地方のアイ村でシャンパン造りを始め、以来12代に渡って同一のファミリーがシャンパンの生産を続けている数少ない蔵のひとつ。
同社のシャンパンはその生産量の少なさから、王室や特別な顧客のみへの販売が中心で、一般市場には近年まで販売がされていなかったが、今回はフランス、イギリス、イタリア、ロシア、香港に次いで日本でも販売されることとなった。同社のプレステージュシャンパンであるフュ・ドュ・シェーヌは、グランクリュに指定されているアイ村の葡萄を厳選し、ステンレス樽を使用せず、1年間オーク樽にて熟成後、瓶内熟成を6年間行い、手作業によって丹念に澱が取り除かれ出される。【ほとんどの人に知られることのない、このドメーヌは最高のシャンペン・ハウス(Finest Champagne House)であろう。
このハウスのシャンペンは、むしろ蜂蜜味のあるブルゴーニュ・ブランに近い。伝統のオーク樽で熟成されたプレステージ・クラスのGrand Cru Ay Fut de ChenはKrugのような後味を残すが、より酸化度が低いため、強いボディを感じさせる。
95年ヴィンテージは、ピーク(Fully Mature)に達しているようだが、まだ5~8年の熟成には十分耐えるであろう。96年ヴィンテージは、フレッシュさの中に優美さと力強さを兼ね備え、トリフの香りを味わえる。ノンヴィンテージ物のFrancois Hemart Grand Cru Ayには花びらやシトラスの香りの中に桃花の微香を感じる。このハウスのNVシャンペンは、NVの中でも最高峰の一つといえる。【ル・クラスマンはアンリ・ジローについて、アイ村で代々続くジロー家は、グラン・クリュのこの村で立地条件の良い畑を所有している。品揃えは豊富で、一部は(オーク樽)で発酵させている。スタイルはアルコール分があり、骨組みのしっかりした力強い造りが特徴だが、いささか重くなる場合もある。
「フランソワ・エマール」シリーズは、グラン・クリュであるアイ村をひたすら謳歌するために造られたようなシャンパンである。濃密で個性溢れる見事なブリュット、これに劣らず精力的なロゼ。またブリュット・レゼルヴァは、必ずしもブリュットより上質とはいえないが、自然な味わいで、これまた大成功を収めている。樽発酵させた「フェ・ド・シェーヌ」は実に個性的。「フェ・ド・シェーヌ1993」はワインらしさを備えた存在感のある偉大なワインで、また「トラディション」の長い余韻や複雑なアロマも魅力的である。【ヒュー・ジョンソン氏は、注目すべきシャンパン醸造栽培業者ベスト12社のなかのひとつにアンリ・ジローを挙げ、アンリ・ジローは「ピノ・ノワール主体の非凡なシャンパンを造る、思索的な栽培者」として高評価!
またこのキュヴェ・フュ・ド・シェーヌについても「優良なプレスティージュ・キュヴェ(95、96、98)がある。高値を呼んでいる」と大注目!
■土壌:石灰質、それもチョーク質土壌
畑の傍らを蛇行するマルヌ川の冷却効果によるリッチで凝縮した果実味、チョーク由来のシャープなミネラル感は、アンリジローならではのクオリティー!輸入元のコメントは「はちみつのような、艶やかにきらめくゴールド。
ブラックチョコレートやバニラの甘くスパイシーなニュアンスに、アプリコットのコンフィ、カリンジャムのようなジューシーな果実香。セイヨウサンザシなど白い花の爽快感。じっくり時間をかけて撹拌された上質なバター “ブール・ド・バラット“や、熟したイチジクの風味。気品あるシャルドネの果実味が強い存在感をみせて口中を満たす。シャープなミネラルの風味がアイ村らしい、フィネスにあふれるブラン・ド・ブラン シャンパーニュ。
年産僅か2000本のみのアンリ・ジローが誇る幻の最高峰ブラン・ド・ブランが豪華木箱入りで正規代理店輸入品で超限定で極少量入荷!