【J.L. Seconde-Simon
J.L.スゴンド・シモン と読みます。「コ」ではなく「ゴ」になります。1866年、アンボネーに創業したRMです。1982年に、Jean-Luc Seconde ジャン・リュック・スゴンドさんが継承し、今日に至ります。エノローグでもある息子さんのNicolas Seconde ニコラ・スゴンドと一緒に、父と子で運営しています。ドメーヌはエグリ・ウーリエの真向かいにあり、当主フランソワ・エグリとジャン・リュックさんはお友達です。【所有面積5haで、年間自社ビン詰め生産量は15,000本と、RMとしてもとても少ないです。・・・というのも、ビン換算で年間60,000本相当のぶどうジュースを、クリュッグに販売しているためです。クリュッグへの販売は、それこそクリュッグの創業当時頃からで、長年に渡るものです。このRMは今日、クリュッグへの最大供給者です。畑はすべてグランクリュ・アンボネーに所有しており、ピノノワールもシャルドネも樹齢35~40年で、(シャンパーニュとしては)かなりのヴィエイユ・ヴィーニュを誇ります。 1996年から厳格なリュット・レゾネを開始し、シャンパーニュのリュット・レゾネ実践団体である「マジェスティール」に加盟しています。(アンボネーの生産者ではじめての加盟でした。)【醸造方針としては、シャプタリザシオンは基本的に行わない。マロ発酵は行う。区画ごとに醸造する。また、ミレジムを除くすべてのシャンパンに、約10~50%のヴァン・ド・レゼルヴをブレンドします。このヴァン・ド・レゼルヴは、1983年ものが最初で、毎年20%を新たに継ぎ足しているもので、いわば「秘伝のタレ」のようなものです。 息子さんはエノローグとして多くのRMのコンサルティングをしているプロ中のプロです。お父さんもさぞ心強いことでしょう。販売先は、70~80%がフランスの個人のシャンパン愛好家です。残りがドイツ、ベルギー、イタリア、ルクセンブルグに輸出されています。
■発酵・熟成:自家醸造作品、3年以上のビン熟成
■平均樹齢:約35年
長樹齢!
びっくりピノ・ノワールもシャルドネもすべて樹齢35~40年のヴィエイユ・ヴィーニュ(シャンパーニュとしては非常に貴重!)
自然派志向!
しかも自然派リュット・レゾネ!しかも区画ごとに醸造されマロ発酵!すべてのシャンパン(ミレジメは除く)に約10~50%のヴァン・ド・レゼルヴ(1983年以来毎年20%を足している「秘伝のタレ」のようなもの)をブレンド!
テイスト!
この“キュヴェ・N”はすべて特級アンボネイ産で、ピノ・ノワール3分の2、シャルドネ3分の1のブレンド!樹齢約35年のヴィエイユ・ヴィーニュV.V!しかも貴重なヴァン・ド・レゼルヴ(1983年産から毎年注ぎ足しているもの)が40%で3年以上のビン熟成!