【元は『ジスクーツ』という名の貴族の館シャトー・ジスクールの歴史は長く、その起源は14世紀に遡ります。当時は人を寄せ付けない様な荒涼とした平原にシャトーの防御塔があるだけでした。1552年、毛織物で成功したボルドーの商人ピエール・ド・ロム(Pierre de Lhomme)氏が「Guyscoutz(ジスクーツ)」という貴族の館を購入し、その周辺の敷地を整備し、ブドウの樹を植えた所からワイン造りへの一歩を踏み出しました。19世紀に入ると、プロミ家、ペスカトール家、クルーズ家によって、ジスクールには華やかな装いと設備が導入されていきました。シャトーは新古典主義の宮殿風に建て替えられ、醸造の設備も近代化されました。1995年にタリ家はジスクールをオランダ人実業家のエリック・アルバダ・イェルヘルスマに売却した。彼の投資とジスクールへの情熱の結果、このミレニアムの最後になって、印象的なヴィンテージの三部作が生まれた。【栽培面積の広いシャトーシャトー・ジスクールはマルゴー地区の中の中心にあるラバルドという村に位置しています。銘酒街道の2号線沿いにあります。メドック格付けシャトーの中で面積の大きい方に属し、94haあります(マルゴー以外のアペラシオンも含むと300ha位)。植えられているブドウは、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー32%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド3%。畑の樹齢は、全体の15%が4?10年、50%が10?25年、33%が25年以上です。樹々はドゥーブル・ギュイヨに仕立てられています。単位収穫量は8,330?10,000本/haで、収量が40?45hl/haです。発酵はステンレスタンクとコンクリートタンク、温度を26?28℃と低めにして18?28日間行われます。熟成は新樽比率50%のフレンチオークにて15?18ヵ月行われます【シャトー・ジスクールについてロバート・パーカー氏は豪壮なジスクールのシャトーは、メドックでも最大級で、足を運ぶだけの価値はある。シャトーは、古い木々に覆われた美しい公園の中にある。1980年台前半にかけて多くのワインの質が低下したことを除けば(この時期のワインは商業主義があからさまで、たるんだ、やわらかいものだった)、ジスクールのワインは、深みのある、場合によっては光を通さないくらい濃い色や、あり余るほどの凝縮感、たっぷりのタンニンによる筋肉質でリッチなつくりが特徴になっている。また1970年台においては、「はずれ年」でも、ジスクールは品質の点でボルドーの大半の著名なシャトーのものを上回っていた。【厳しい評価で知られるル・クラスマン誌はシャトー・ジスクール(メドック第3級)について5大シャトーに次ぐ★★ダブルスター評価で「長きにわたり高い名誉を誇っていた。年によって(たとえば1975年ジスクールはそのヴィンテージを代表するワインと言われたものである。しかしその非常に広大で素晴らしい畑は1980年代にはマルゴーにおける品質の牽引役を十分に発揮していなかった。1995年にオランダの実業家に買収された後、ようやく元に戻ってきた。作業チームの配置と十分な投資は濃厚でコクのあるワインへと、その品質を根底から改善させた。」
■ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
■発酵・熟成:ステンレスタンクで醗酵8-12日間/ステンレスタンクで3-4ヶ月間の熟成
■面積・収量:80.5ha
■平均樹齢:15年
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最高品質の辛口ロゼ!あのマルゴーの格付けシャトー(メドック格付第三級の大人気マルゴー!)からついに!ロゼワインが!
『1855年に格付されたそのステータスにふさわしい品質を誇る数少ないマルゴーの1つ』と言われるシャトー・ジスクールからシャトー元詰の辛口ロゼワイン!
艶やかな色合いながらタンニンの骨格が感じられるしっかりとした味わいのまさにステータスにふさわしい品質のロゼに仕上げられました!