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ピュリニー最高峰のカリヨン家を継承し現代ブルゴーニュを牽引する貫禄のトップ・ドメーヌ!
1520年のジャン・カリヨンまで遡ることができるピュリニー・モンラッシェを代表する、カリヨン家。先代のルイ・カリヨンは、コント・ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ・コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手でした。16代目となるジャックとフランソワ・カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていましたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになり、2010年にフランソワは兄のジャックが継いだドメーヌから独立し、カリヨン家の新たな醸造所、フランソワ・カリヨンが誕生しました。こちらのワインは、ピュリニー村にある区画のブドウを使用した贅沢なブルゴーニュ・ブランです。ナシやアプリコット、白い花を思わせる凝縮した瑞々しい果実味と、このクラスでは考えられないくらいゴージャスかつ品格に溢れる味わいには、数世紀に渡ってピュリニーに根差すカリヨン家の力量が感じられます。おすすめ辛口白ワインです。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:フランソワ カリヨン
■生産地:フランス > ブルゴーニュ
■生産年:2020年
■タイプ:白ワイン 辛口
■原材料:シャルドネ100%
■アルコール:13.5%
■内容量:750ml
■醸造・熟成:新樽比率15%のバリックで11ヶ月間熟成後、ステンレスタンクで6ヶ月間熟成
■輸入者名:株式会社 フィラディス
フランソワ カリヨンの風貌は、まさに昔ながらの職人を彷彿とさせる。物静かな性格ではあるが、とても実直で内に秘めたヴィニュロン(ワイン生産者)としての強い信念が伝わってくる人柄。 ヴィニュロンとしてのキャリアは、1988年に父のドメーヌであるルイ カリヨンにてスタート。フランソワは、当時から畑仕事・収穫・醸造などの現場経験を積み重ね、カリヨン家の伝統を祖父や父から受け継いできた。フランソワのワイン造りは現在でも、「畑がワインのクオリティを造る」というカリヨン家のフィロフィーを非常に大事にしている。現在、父から受け継がれた由緒正しき畑に加え、畑仕事に並々ならぬ情熱を注ぐフランソワが厳選し、手に入れた畑からもワインを手掛けている。彼のワインは、どれも偉大なピュリニーという地で生まれるシャルドネの厳格さとフィネスを備え、ピュアで親密なキャラクターが魅力である。2014年には”La Revue du Vin de France”にて、コント ラフォンやルロワなどと共に、ブルゴーニュで最も偉大な50ドメーヌに選出され、今後注目のドメーヌとして期待される新たなカリヨンである。
ヴィニュロンとして1520年のジャン カリヨンまで遡ることができるピュリニー モンラッシェを代表する、カリヨン家。 先代のルイ カリヨンは、コント ラフォンやルフレーヴと同じくクライヴ コーツから最高評価の3ツ星で称えられる偉大な白の造り手である。近年、16代目となるジャックとフランソワ カリヨン兄弟がそれぞれ醸造と栽培を担っていたが、父親のルイの引退を期に所有畑が分割されることになった。そして2010年、フランソワは兄のジャックが継いだドメーヌから独立した。こうして誕生したカリヨン家の新たな醸造所がフランソワ カリヨンである。 フランソワは、先代のルイからピュリニーが誇るプルミエ クリュ「ペリエール、シャンガン、コンベット」などを含む合計5.4haの優れた畑を受け継ぎ、さらに新しい畑も積極的に入手している。現在のブルゴーニュで良い畑を手に入れる事は極めて困難な状況であるが、カリヨン家がこれまで地元で培ってきたヴィニュロンとの厚い信頼と強いネットワークを築いてきたからこそ、僅か数年で14haにまで拡大することができた。ルイ カリヨン時代より、技術・栽培責任者として経験を積み重ねてきたフランソワ。 「畑がワインのクオリティを造る」というワイン造りへのモットーにより、ルイ カリヨン時代のクオリティを一貫して保っている。ブドウ栽培にはビオロジックを採用。1992年から除草剤は使わず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕し、剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく、植樹密度は10,000本/haと高い。ルイ カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質の畑の手入れは、様々な生産者を見てきたワイン アドヴォケイト誌の評論家ですら「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されている。 細部にこだわるブドウ栽培の一方、醸造については「ブルゴーニュの伝統の手法」と多くを語らない。手作業で丁寧に収穫された後、セラーに運ばれたブドウはステンレスタンクにて8度で冷却され、年にもよるが比較的長くデブルバージュを行う。畑の格付けに関わらずどのワインの発酵・熟成にもアリエ産やトロンセ産の焼きが軽めのフレンチオークのバリックを用いて、自然酵母のみで発酵させ、常にマロラクティック発酵を行っている。 新樽率は区画によって異なるが、使用頻度は最低限に抑えられている。ワイン造りはルイ カリヨン時代と変わりがないというものの、父のドメーヌでは瓶詰めは3月と決まっていたが、フランソワはワインの熟成状態を見て瓶詰め時期を決めている。また、先代の頃よりも少し熟度を高めて収穫を行い、醸造中のSO2の添加も減らしている。これらの微細な調整を重ねて造られたフランソワ カリヨンのワインは、非常にピュアでより早くから楽しめ、その上見事な熟成のポテンシャルも備えている。フランソワが初めて栽培から醸造まで一貫して手掛けた2010ヴィンテージは既に評論家から高い評価を受けており、ブルゴーニュの名門から現れたこの経験豊かな『新星』がブルゴーニュの偉大な白の新たな歴史を造ることに疑いの余地はない。
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