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●小ぶりで細身な赤色ワイングラス●動きのある縄模様が独特な縄文シリーズ●佐賀の無形文化遺産「肥前びーどろ」●明治の宙吹きを唯一受け継ぐ副島(そえじま)硝子●手に収まりやすく愛らしい110ml
佐賀県の重要無形文化財に指定されている「肥前びーどろ」は、江戸時代末期頃に作られ始めました。型を使わず、人の息を吹き込んで作られる宙吹きガラスは、なめらかな艶と柔らかい曲線が特徴です。
肥前びーどろの中でも、販売から40年以上人気の「縄文」の模様。
肥前びーどろといえば縄文ともいわれる、ロングセラーのデザインです。点と点を線で結んだような愛らしい縄模様は、ガラス表面に描かれたものではなく、色ガラスを巻きつけて融着しています。
ワイングラスは、小ぶりで細身のシルエットが特徴的。
花が開いたような曲線で、アンティークグラスの雰囲気があります。青のワイングラスとペアで揃えるのもおすすめです。
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肥前びーどろの歴史は、佐賀鍋島藩10代鍋島直正が設立した精錬方に始まります。精錬方とは、今で言う理化学研究所で、大砲鋳造など西洋の科学技術の研究を行っていました。ビーカーやフラスコなどのガラス製品を作るために作られた工房の職人たちは、精錬方がなくなった後に、城下でランプ用のガラスなどを作り始めたといいます。そんな工房の一つが副島硝子です。
他のガラス工房が廃業する中、透明だったガラスに色をつけたり、自社技術を活かした文様を入れることで、時代のニーズにあったガラス製品を職人の手作りで作り続けてきました。
伝統技術を受け継ぎながらも、現代の感覚や新しい技術も取り入れることこそが「伝統を守り、強くする」とは、副島硝子社長の弁。その思いが、鮮やかな変化を続ける肥前びーどろの逸品を、私たちの手元に届けてくれます。
副島硝子
肥前びーどろの歴史は、佐賀鍋島藩10代鍋島直正が設立した精錬方に始まります。精錬方とは、今で言う理化学研究所で、大砲鋳造など西洋の科学技術の研究を行っていました。ビーカーやフラスコなどのガラス製品を作るために作られた工房の職人たちは、精錬方がなくなった後に、城下でランプ用のガラスなどを作り始めたといいます。そんな工房の一つが副島硝子です。
他のガラス工房が廃業する中、透明だったガラスに色をつけたり、自社技術を活かした文様を入れることで、時代のニーズにあったガラス製品を職人の手作りで作り続けてきました。
伝統技術を受け継ぎながらも、現代の感覚や新しい技術も取り入れることこそが「伝統を守り、強くする」とは、副島硝子社長の弁。その思いが、鮮やかな変化を続ける肥前びーどろの逸品を、私たちの手元に届けてくれます。