アルバン アンド アルノー ショパン コート ド ニュイ ヴィラージュ ブラン レ モン デ ボンクール 2021【正規輸入品】※沖縄・離島は別途送料

Domaine Alban ＆ Arnaud Chopinアルバン アンド アルノー ショパン

ニュイ サン ジョルジュの南にあるコンブランシアン村に本拠を置く、7世代続く歴史あるドメーヌであるショパン。1996年に現オーナーである兄アルノー氏がドメーヌを継承すると、1999年には弟のアルバン氏も参画し、兄弟でドメーヌを運営しています。アルノー氏は、フランスだけでなく南アフリカ(ハミルトンラッセル:歴史のあるウォーカーベイのTOPワイナリーの1つ)での修行経験があり、ナチュラルでありながらクリーンなワインを造り出す技術を体得。アルバン氏は、DRCやルロワなど一流生産者が使う樽会社として有名なフランソワ フレール社に勤務していた経歴があり、樽使いのスペシャリストとしてドメーヌを支えています。ドメーヌを語る上で、厳選された華麗なる高樹齢の畑を所有している点は特筆に値します。この畑はかつてアンリ ジャイエとも並び称された伝説の生産者、シャルル ノエラが所有していたもので、1980年代にルロワを始めとした錚々たるスタープレイヤーたちの手に渡っていましたが、彼らの曾祖父がその畑の一部をオークションにて入手し、現在に至ります。さらに2019年にはアンリ ジャイエの真の後継者との呼び声高いショパン グロフィエの畑の一部も相続しています。ひとつひとつの区画はとても小さくはありますが、全ての畑が高樹齢であり、理想的な低収量を実現しています。
畑作業では、化学薬品を一切使用せず100%オーガニック認証を取得。一切の畑作業を手作業で行い、硫黄や銅を使って病気への予防対策を講じ、ブドウへの水分を最大化するために除草を行っています。醸造においては2015年から全房発酵に回帰し、自然酵母を用い、ステンレスタンクで100%全房発酵を行っています。その際1週間の低温浸漬期間を設けており、発酵後はビオディナミ カレンダーに従ってグラヴィティー システムで樽詰め。亜硫酸無添加で1年経過すると貯蔵中に安定するという考えから、醸造中は亜硫酸を添加せず、非常に低温のセラーでゆっくりとマロラクティック発酵を行っています。無清澄、無濾過で少量の亜硫酸添加とともに瓶詰めされ、樽のニュアンスは決して強くなく、密度のある果実味と絶妙に統合しています。素晴らしい畑から生み出され、澱引きをしないため還元的なニュアンスを伴うピュアでフィネスのあるワインは、生産量の少なさも相まって今後ますます入手困難となっていくでしょう。