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ボルドーワインの頂上に君臨し続ける王者、シャトー・ムートン・ロートシルトが造る至高の辛口白ワイン。最新2021年ヴィンテージ入荷!
※こちらの商品は下記生産年(ヴィンテージ)もご用意しております。 ・ 生産年2018年製
1991年、ボルドーワインの頂上に君臨し続ける王者シャトー・ムートン・ロスチャイルドが、約35年ぶりに復活させたこちらの白ワイン。上品な果実味と花の風味が織りなす、高貴な味わいです。2021年のエールダルジャンは、フルーティー&スパイシー。青りんごやパイナップル、マンゴーの果実のアロマにカルダモンやジンジャーなどのスパイシーな香りが溢れ出します。凝縮した果実味に洗練された酸味が幾重にも続き、重厚感があります。冷涼なヴィンテージでしたが、肉厚でまろやかな印象。フィニッシュには、塩味がアクセントとなり、優美で長い余韻へ導きます。デキャンタにて「リッチでありながら、軽やかで遊び心がある。素晴らしいバランスも持ち合わせた美味しさがある」と絶賛されたヴィンテージです。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:シャトー ムートン ロートシルト
■生産地:フランス> ボルドー > メドック > ポイヤック村
■生産年:2021年
■タイプ:白ワイン 辛口
■原材料:ソーヴィニヨン ブラン45%、セミヨン36%、ソーヴィニヨン グリ19%
■アルコール:13.0%
■内容量:750ml
■予想される飲みごろ:~2040年
■評価:ジェームス サックリング氏97-98点、デキャンター96点
■輸入者名:エノテカ 株式会社
【夏季 (5月から9月頃)のワインの配送につきまして】 配送中の温度変化によるワインの液漏れを防ぐ為、夏季はクール便(送料に別途330円加算)のご利用をお薦めしております。 クール便をご利用になられない場合の液漏れ事故や品質劣化等による補償、商品の返品は一切応じかねますので予めご了承くださいませ。 原則、クール便のご利用につきましてはお客様のご判断でお願い致します。 また、高級ワインをご購入のお客様につきましては、ご指定がなくともクール便のご利用を御願いする場合がございます。ワインを最良の状態でお届けするためですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます(この場合330円を追加で頂戴いたします)。
18世紀、シャトー ムートン ロートシルトの畑は、ラフィットやラトゥールと同じく、ニコラ アレクサンドル ド セギュール侯爵の所有にありましたが、1853年から世界的にも有名なユダヤ系の大富豪、ロスチャイルド家のイギリスの分家に属する、ナタニエル ド ロスチルド男爵の所有となります。その2年後、メドック格付けが制定されるわけですが、ムートンはこの格付けで2級とされます。1級がとなれなかったのは、オーナーがフランス人で無かったから、という説もあり、ムートンは1級昇格をめざし地道にロビー活動を行ったと言われています。1922年には、ナタニエル男爵の曾孫のフィリップ ド ロスシルド氏がシャトーを引き継ぎ、様々な功績を残しました。1924年には、完全にシャトーで瓶詰めを行うシステムに変更。この頃、まだまだ多くのシャトーが樽で出荷を行っていました。ワインの保管場所の為に、『グラン シェ』(=樽を寝かせるセラー)を建設。また、1933年に小さなネゴシアンを買収し、ムートン カデを中心としたワインの生産販売をするビジネスを展開していきます。そして、1933年にはムートン バロンヌ フィリップ(後にダルマイヤックと改名)を、1970年にはクレール ミロンを購入しました。また、彼は1945年から毎年違う現代美術家の制作したオリジナル作品のラベルを採用する事にしました。そしてついに、長年の努力が実り、1973年シャトー ムートン ロートシルトはメドック格付け1級に昇格したのです。1988年にフィリップ ド ロスチルド氏が亡くなります。娘であったフィリピーヌ ド ロスチルド男爵夫人は、当時舞台女優として活躍していましたが、父の後を継ぐ事となりました。1991年に辛口白ワイン、『エール ダルジャン』の生産を始め、1993年にはセカンドワインである、『ル プティ ムートン ド ムートン ロートシルト』の生産を始めました。様々なコラボレーションのワインも積極的に手がけ、1979年から始まっていたカリフォルニアの『オーパス ワン』の地位を確立させ、1997年にはチリでコンチャ イ トロ社と『アルマビバ』、2003年には南フランスで『ドメーヌ ド バロナーク』の生産を始めました。夫人が2014年に80歳で亡くなった後は、彼女の3人の子供達がシャトーの経営を担っています。ちなみに、シャトー名のムートンというのは『羊』という意味ですが、後半のロートシルトという部分は、『ロッチルド』『ロスシルド』とも発音されたりします(国によって主な呼ばれ方が違ったりするようです)。シャトーのHPでは、ワインの名前に『ロスチャイルド』という表記を使っていますが、日本では『ロートシルト』と呼ばれることが多いようです。
ファーストラベルである、『シャトー ムートン ロートシルト』は、毎年ラベルの絵がかわるのが特徴的です。メドック格付けの中では、他にこのようなシャトーはありません。毎年冬頃になると、3年前のヴィンテージがリリースとなる(醸造 熟成に3年ほどかける)のですが、その際にラベルの絵も発表されます。毎ヴィンテージちょっとしたニュースになります。過去にはキース へリング(1988)や、シャガール(1970)、ピカソ(1973)等の絵も採用されています。自分の生まれ年の絵を見てみると面白いです。ちなみに、ラベルの絵、もしくはデザインに選ばれたアーティストへの謝礼は、ムートンのワインで支払われる、と言われています。
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