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格付け第3級シャトーに匹敵する実力と称される安定感と万能さが魅力の人気シャトー、カントメルルのセカンドラベル。
濃いガーネット調の赤色。香りはブラックベリーやブラックカラントの黒系果実のアロマに、モカやドライハーブ、チョコレートのニュアンスが綺麗に溶け合ってエレガントな印象です。軽やかなタンニンと口中に広がる柔らかな存在感。魅力的なフレッシュさと素晴らしいフィネス。なんといっても豊かな香りが印象的。 ※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:シャトー カントメルル
■生産地:フランス > ボルドー > オー メドック
■生産年:2016年
■タイプ:赤ワイン フルボディ
■原材料:カベルネ ソーヴィニヨン78% 、メルロー14%、カベルネ フラン8%
■アルコール:13.0%
■内容量:750ml
■醸造・熟成:新樽比率20%のオーク樽で12ヶ月間の熟成。
■格付け:メドック格付け第5級セカンドワイン
■輸入者名:株式会社 JALUX
この地の領主であったカントメルル氏の名前は12世紀の書に登場しますが、実際にワイン造りがなされていたという事が書面で確認できるのは1354年です。その後、1579年から1892年の間はヴィルヌーヴ家がシャトーを所有していました。他のボルドーのシャトーと同じく、1879年から1887年頃にカントメルルにもフィロキセラの被害が及び、生産量は以前の半分に減りました。1892年よりデュボス家がシャトーを所有しますが、戦時下でのワイン造りは難しく、畑は更に減少し、25haにまで減ってしまいます。1981年に大手保険会社SMABTPに売却され、大掛かりな整備・改革が行われました。セラーはほぼ全面的に改築、畑も整備され、1987年には60ha栽培されるようようにまでなりました。そして、1999年に栽培面積は1855年の格付け時と同じ90haとなりました。大掛かりな改革に加え、厳選なる選果技術の導入、完熟を待った収穫といった技術を取り入れることで大きな品質の向上を見せました。カントメルルと言えば、1855年当時の格付けでは第5級シャトーの中でも末席に位置付けられていました。しかし不断の努力の末、格付け以上の実力を常に発揮する、優良シャトーへと生まれ変わりました。今では第3級シャトーに匹敵するとも噂される程の実力を誇ります。カントメルルが所有する畑は、この地域ではラ ラギューンと並んで非常に優れた土地であり、オー メドックでは最高の評価を得ています。名門らしく伝統に則る、しっかりしたワイン造りが行われており、その品質は常に知名度を上回っています。カントメルルは新樽比率50%のフレンチオークで12ヵ月間熟成してワインを仕上げており、オーク樽由来のバニラのテイストが印象的です。
シャトー カントメルルの畑の土壌は砂利質とケイ土の混合です。ブドウの栽培比率は、カベルネ ソーヴィニヨンが60%、メルロー30%、カベルネ フラン6%、プティ ヴェルド4%です。丁寧に手摘みで収穫された後、100%除梗を行います。タンニンを緩やかに、優しく抽出する為、醗酵は温度管理された大容量の木製の醗酵槽を使って行っています。その後、ファーストワインは新樽比率50%のオーク樽(フレンチオーク/ミディアムトースト)にて12ヵ月熟成を行います。ブレンドの後、タンクにて4ヵ月更に寝かせます。チャーミングな果実味のあるスタイルで、品質が高いワインでも早くから楽しめます。若くから飲めるフレッシュなタンニンのスタイルですが、熟成を経ても素晴らしく進化する事が出来るスタイルを目指してます。
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