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注目を浴びていなかった産地から途轍もない品質のワインを生み出す、大注目の生産者マルティン・ヴァスマー!
ドイツのトスカーナとも称される、温暖な天候と地形に恵まれたバーデン最南部のマークグレーフラーラント。西側と南側をライン川で囲われたこの地はフランス、スイス、ドイツ3国の文化が入り混じる、非常にユニークな地域です。20世紀後半より、世界的な注目を集める産地として有名になりました。その旗頭が、マルティン・ヴァスマー醸造所です。黒い森の南西向けの斜面には、石灰岩、片麻岩など、複雑な土壌形成を持つ丘が点在しています。どこまでも続く黒い森からの冷気は、ドイツ最南端の温暖な土地に、ぶどう栽培に最適な寒暖差をもたらしてくれています。こちらのワインは、品種由来の青リンゴやマスカットのようなフルーティーさと、華やかで爽やかな香りがあります。温暖なバーデンならではのジューシーな果実味を持つ、フルーティで心地よい飲み口の辛口ワインです。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:マルティン ヴァスマー
■生産地:ドイツ > バーデン > マークグレーフラーラント
■生産年:2022年
■タイプ:白ワイン 辛口
■原材料:ミュラー トゥルガウ100%
■アルコール:12.5%
■内容量:750ml
■醸造・熟成:ステンレスタンクで熟成
■輸入者名:ヘレンベルガー ホーフ 株式会社
ドイツのトスカーナとも称される、温暖な天候と地形に恵まれたバーデン最南部のマークグレーフラーラント。西側と南側をライン川で囲われたこの地はフランス、スイス、ドイツ3国の文化が入り混じる非常にユニークなところです。ワイン産地としては平地に植えられるグートエーデル種(シャスラー種)の軽い白ワインで有名です。同じバーデンでももう少し北に位置するフーバーさんやカイザーシュトゥールの名立たる生産者の陰に隠れた産地。ブルゴーニュでいうマコンのような旨安ワインで認知されていました。しかしながら、20世紀後半によりにわかに世界的な注目を集める産地となりました。その旗頭がこのマルティン ヴァスマー醸造所です。黒い森の南西向けの斜面には石灰岩、片麻岩など複雑な土壌形成を持つ丘が点在しています。さらにはどこまでも続く黒い森からの冷気は、ドイツ最南端の温暖な土地に、ぶどう栽培に最適な寒暖差をもたらしてくれます。醸造所創設者マルティン ヴァスマーは、一時は料理人を目指すも、21歳にして故郷バートクロツィンゲン村に戻ってきました。両親が営むじゃがいもとトウモロコシの畑を引き継ぎ、新しくホワイトアスパラの栽培も始めます。自分で栽培したホワイトアスパラと地元のワインを味わうたびに覚えた違和感。もっとおいしいものができるのではないか。そんな感覚を持ち続けながら、なんと1997年に37歳にして醸造所設立を決意します。1998年にはブルゴーニュ、シャンボール ミュジニィのアミオ セルヴェルにて研修。物静かで、いかにも南ドイツ バーデンの農家の典型的な素朴なお人柄ですが、もっといいワインを造りたい!という情熱はとどまるところを知らず、3ヘクタールでスタートした醸造所は、今や38ヘクタールとなりました。南北30キロに渡って超優良区画を所有しています。更にはフーバー醸造所の醸造長だったシュテファン ベック氏も加わり、更に品質を高め、現在はゴーミヨをはじめとする各誌で四つ星以上の評価を得ています。2018年にはVinum誌において、ドイツで最もコストパフォーマンスに優れたピノ ノワール部門で優勝。今後の快進撃にも目が離せません。ヴァスマー醸造所のワインのクラスは大きく3つのカテゴリーに分類されます。スタンダードクラスであるグーツワインのカテゴリーですら、その品質を高めるため、収量を落とします。ミドルレンジであるSW、畑名ワインはフランスの銘醸地ブルゴーニュのグランクリュで多く実施されている収量である35hl-40hl/haまで収量をカット。醸造所のトップレンジであるGCに関しては、異常ともいえる低収量です。これによって、ワインは気候風土から得た上品さに加え、凝縮感を得て、味わいからは、より鮮明にテロワールを感じ取ることができます。
マルティン ヴァスマー醸造所のワイン造りには、創設者マルティン氏、長女のサブリナ氏に加え、優秀な5人の醸造家が携わっています。まず、長女のサブリナ氏はドイツ ラインガウ地方の名門シュロス フォルラーツを経てアルザスのトリンバックにて研修。その後3年間応募し続け最後は直接交渉してメオ カミュゼにて研修を終えました。醸造所へ戻ってきたのは2015年。ワイン造りにおいても私生活においても完璧主義。まだまだこれからが楽しみな87年生まれの彼女から目が離せません。「ワイン造りにおいて大変なことはないか」という質問にも笑顔で「すべてが楽しいから大変だなんて感じたことがない」と答えてくれます。長男のマーヴィン氏は2019年にフーバー醸造所で研修を終え、帰ってきたサブリナ氏の弟です。1998年生まれでシャイなマーヴィンさんですが、すでにしっかりと醸造所の一端を担っています。そして、2012年よりフーバー醸造所で醸造長として、ベルンハルト氏を支えてきたシュテファン ベック氏が加わりました。このベックさんの影響か、フーバーワイン愛好家の方々には、しばしば、「昔のフーバーさんのワインのスタイルを感じさせる」と言われることも。5人の優秀な醸造家によって生み出される秀逸なワインは今後も、間違いなく大きな反響を呼ぶことでしょう。
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