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ボルドーワインの頂上に君臨し続ける王者、シャトー・ムートン・ロートシルトが造る至高の辛口白ワインが限定入荷!
ワイン好きなら知らない人はいないシャトー ムートン ロートシルト。そのムートンが、約35年ぶりに1991年から復活させたのが、こちらのエール ダルジャンという白ワインです。シャトーはかつてより白ワインを生産していましたが、1956年に起きた霜害以降、赤ワインの復活が主眼となり、白ワインの生産量は激減しました。その後、プライベート用の客人に振る舞うためだけに白ワインを手掛け、あまりの美味しさに客人たちから声があがり、エール・ダルジャン(=銀の翼)の名のとおり飛躍し、輝かしい復活を遂げました。1991年のリリース当初はまだ若かったブドウの樹も十分に成長し、年を重ねるごとに品質は向上。今ではメドック地区において、シャトー マルゴーの白と双璧を成す地位を築くまでに至っています。味わいには、華やかなアロマと豊潤で凝縮した果実味が広がり、ピリッとした酸とオーク由来の香りが巧みに調和した、素晴らしいボルドー ブランです。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。 正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。 ※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:シャトー ムートン ロートシルト
■生産地:フランス> ボルドー > メドック > ポイヤック村
■生産年:2018年
■タイプ:白ワイン 辛口
■原材料:ソーヴィニヨン ブラン55%、セミヨン45%
■アルコール:13%
■内容量:750ml
■醸造:マロラクティック発酵あり
■熟成:オーク樽
■評価:パーカーポイント93-95点
■輸入者名:株式会社モトックス
18世紀、シャトー ムートン ロートシルトの畑は、ラフィットやラトゥールと同じく、ニコラ アレクサンドル ド セギュール侯爵の所有にありましたが、1853年から世界的にも有名なユダヤ系の大富豪、ロスチャイルド家のイギリスの分家に属する、ナタニエル ド ロスチルド男爵の所有となります。その2年後、メドック格付けが制定されるわけですが、ムートンはこの格付けで2級とされます。1級がとなれなかったのは、オーナーがフランス人で無かったから、という説もあり、ムートンは1級昇格をめざし地道にロビー活動を行ったと言われています。1922年には、ナタニエル男爵の曾孫のフィリップ ド ロスシルド氏がシャトーを引き継ぎ、様々な功績を残しました。1924年には、完全にシャトーで瓶詰めを行うシステムに変更。この頃、まだまだ多くのシャトーが樽で出荷を行っていました。ワインの保管場所の為に、『グラン シェ』(=樽を寝かせるセラー)を建設。また、1933年に小さなネゴシアンを買収し、ムートン カデを中心としたワインの生産販売をするビジネスを展開していきます。そして、1933年にはムートン バロンヌ フィリップ(後にダルマイヤックと改名)を、1970年にはクレール ミロンを購入しました。また、彼は1945年から毎年違う現代美術家の制作したオリジナル作品のラベルを採用する事にしました。そしてついに、長年の努力が実り、1973年シャトー ムートン ロートシルトはメドック格付け1級に昇格したのです。1988年にフィリップ ド ロスチルド氏が亡くなります。娘であったフィリピーヌ ド ロスチルド男爵夫人は、当時舞台女優として活躍していましたが、父の後を継ぐ事となりました。1991年に辛口白ワイン、『エール ダルジャン』の生産を始め、1993年にはセカンドワインである、『ル プティ ムートン ド ムートン ロートシルト』の生産を始めました。様々なコラボレーションのワインも積極的に手がけ、1979年から始まっていたカリフォルニアの『オーパス ワン』の地位を確立させ、1997年にはチリでコンチャ イ トロ社と『アルマビバ』、2003年には南フランスで『ドメーヌ ド バロナーク』の生産を始めました。夫人が2014年に80歳で亡くなった後は、彼女の3人の子供達がシャトーの経営を担っています。ちなみに、シャトー名のムートンというのは『羊』という意味ですが、後半のロートシルトという部分は、『ロッチルド』『ロスシルド』とも発音されたりします(国によって主な呼ばれ方が違ったりするようです)。シャトーのHPでは、ワインの名前に『ロスチャイルド』という表記を使っていますが、日本では『ロートシルト』と呼ばれることが多いようです。
ファーストラベルである、『シャトー ムートン ロートシルト』は、毎年ラベルの絵がかわるのが特徴的です。メドック格付けの中では、他にこのようなシャトーはありません。毎年冬頃になると、3年前のヴィンテージがリリースとなる(醸造 熟成に3年ほどかける)のですが、その際にラベルの絵も発表されます。毎ヴィンテージちょっとしたニュースになります。過去にはキース へリング(1988)や、シャガール(1970)、ピカソ(1973)等の絵も採用されています。自分の生まれ年の絵を見てみると面白いです。ちなみに、ラベルの絵、もしくはデザインに選ばれたアーティストへの謝礼は、ムートンのワインで支払われる、と言われています。
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