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豊富な経験を生かしたラインガウの新鋭が造る銘醸畑「ジーゲルスベルク」からの赤ワイン
ラインガウ銘醸地エアバッハー村の生産者。現オーナーでありケラーマイスターを務めるマティアス・クラスの曾祖父の時代にワイン造りをスタートしました。エアバッハー村の単一畑「ジーゲルスベルク」は、ライン川沿いに位置する非常に日当たりの良い南向きの斜面に位置しています。土壌はレス(黄土)と石灰質、葡萄の平均樹齢は25年です。凝縮された果実味、しっかりとしたタンニンと骨格、丸みを感じる酸とやや力強いボディが感じられます。ラインガウの銘醸畑「ジーゲルスベルク」から生まれた、とても素晴らしいシュペートブルグンダーを是非お楽しみ下さい!おすすめです。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。 ※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:クラス
■生産地:ドイツ > ラインガウ > エアバッハー
■生産年:2019年
■タイプ:赤ワイン ミディアムボディ
■原材料:シュペートブルグンダー(ピノ ノワール)100%
■アルコール:14.0%
■内容量:750ml
■醸造・熟成:225Lのフレンチオーク樽で12ヶ月間熟成、ボトリング後さらに12ヶ月間熟成
■参考評価:「ヴィヌム 2023」90点
■輸入者名:株式会社 稲葉
1630年からヴィンケル、ハッテンハイム、そして1850年に現在のエアバッハで畑を所有し、現オーナーでありケラーマイスターを務めるマティアス クラスの曾祖父の時代にワイン造りをスタートしました。2014年に父のヴォルフガングから、マティアスがワイングートを引き継ぎました。ヴォルフガングの時代は一部のワインだけを元詰めしていましたが、マティアスがオーナーになると醸造設備を近隣の広い場所に移転し、少しずつ畑を買い足し、現在8haを所有しています。マティアスはワイングートを引き継ぐ前は、バート(ハッテンハイム)、シュロス ラインハルツハウゼン、シュロス フォルラーツでケラーマイスターを務めていました。バートではスパークリングワイン造りの基礎を、シュロス ラインハルツハウゼンやシュロス フォルラーツではリースリングのワイン造りの基盤を学びました。これらワインナリーでの経験が、現在のワイン造りに生かされています。畑での作業だけでなく、品種やワインの等級ごとで、発酵に使用する酵母、発酵させるタンクや樽、熟成の仕方など最適な醸造方法を見極め、最良のワインを造り上げることが彼の哲学です。「一種類に特化した生産者もいますが、大切なことは、その時々、シチュエーションにあった最良のものを造ること。」とマティアスは語ります。
ワイナリーが所有するエアバッハ―村で有名な畑「マルコブルン」の上部のジーゲルスベルクは石灰岩、黄土(レス)の土壌です。大昔は川があった場所でライン川から非常に近い場所に位置しています。クラスでは、リースリングのアルテ レーベン(平均樹齢25年、中には樹齢45年の葡萄もあります)と、ピノ ノワール(25年樹齢)を栽培しています。葡萄の栽培では、草(カヴァークロップ)を生やし、樹と樹の競争をさせ、実が大きくなりすぎないようにコントロールします。また、グリーンハーベストを行い収量制限します。クラスでは1本の枝についた房の約半分を落とします。さらに、残した葡萄の房の先端をカットすることで、密粒だった部分に隙間ができ、通気性が良くなります。これにより病害を防ぎ、健全な葡萄が得られます。この作業はコストがかかるため、実際に行っている生産者は少ないですが、質の良い葡萄を得るためにこれを採用しています。地下セラーでは主に白ワイン用のワインを熟成させます。畑から運ばれた葡萄は1階でプレスした後、重力を利用し、地下のタンクに移すグラビティフローを採用しています。アルコール発酵は選別酵母を使用します。スタンダードクラスのワインに関してはステンレスタンクで発酵させます。ステンレスタンクの発酵温度は16~18度に保ち、発酵期間は約4週間です。上級クラスのワインは複雑さを出すために、一部、天然酵母を使い樽で発酵させます。発酵はおよそ20度で8週間ほど行います。自社で経営するレストランの隣にあるセラーでは、主に赤ワイン、アルテ レーベン、エアステス ゲヴェックスのワインを熟成させています。ドイツ産の樽は父から受け継いだもので、マティアスがワイングートを引き継いでからはフレンチオークも取り入れるようになりました。
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