ようこそゲスト 様
映画監督「フランシス コッポラ」が名声復活をもたらしたワイナリー。熟した果実味と綺麗な酸が巧妙に溶け合う1本。「ルビコン」は誰をも魅了する、偉大なフラッグシップキュヴェ。
イングルヌックのルビコンは、最上のブドウのみで造る、偉大なるフラッグシップキュヴェ。グラスに注ぐと、ブラックカラント、花の含み、ブルーベリー、オレンジピールなど、透明感と緻密さは驚異的。複雑かつ繊細で、優美さと貫禄があります。フルボディで、アタックはボリューム感があり、熟した果実やシガー、スパイスのニュアンスと共に、溌剌とした酸味が感じられるスタイル。エレガントで長い余韻はいつまでも続いていき、至福のひとときをもたらします。アメリカワイン好きの方は必ず味わって頂きたい赤ワインです。ボリューム感のある口当たりに、凝縮した果実味とエレガントな酸が渾然一体となった仕上がりはまさに絶品です。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:イングルヌック
■生産地: アメリカ > カリフォルニア > ラザフォード
■生産年:2013年
■タイプ:赤ワイン フルボディ
■原材料:カベルネ ソーヴィニヨン、メルロー、プティ ヴェルド
■アルコール:14.2%
■内容量:750ml
■葡萄畑:ジオやロウワーガーデン、クリーク、コーンなどの複数の畑から、1880年代に最初に植えられた歴史的区画のカベルネを含む、最上のブドウのみを使用。
■熟成:フランス産の上質な樽を100%使い、新樽率75%で18ヵ月間熟成。
■受賞歴:ジェームズ サックリング 97ポイント!デキャンター 97ポイント ヴィノス(アントニオ ガローニ) 97ポイント
■輸入者名:ピーロート・ジャパン株式会社
カリフォルニアワインの歴史そのものとも称される伝説的なワイナリーであり、ワイナリーの設立以降、ジェームス サックリング氏が選ぶ「20世紀で最も偉大な12本のワイン」に選出されるなど、世界的評価を獲得するアメリカのワイナリーの先駆者でもあります。歴史は1879年、航路を探索、開拓する船の船長を務めていたイングルヌックの創業者、グスタフ ニーバム氏が「ヨーロッパのシャトーに匹敵する、アメリカのワイナリーを設立する」という夢を抱いたことから始まります。ニーバム氏は、ワイナリーを設立するにふさわしい土地を求め、数マイル北に海抜1200mのセント・ヘレナ山がそびえ立つ、美しい景観のナパ ヴァレー、ラザフォードの西に位置し、スコットランドの言葉で「囲炉裏」を意味するイングルヌックと名付けられた土地に辿り着きました。山脈が連なることで東風から土地を守り、土壌はローム質の水はけのよい土壌から、深く細かい砂質の土壌までを包括。最も乾燥した季節においても決して干上がることがない独自のテロワールを有したこの場所に、ヨーロッパから持ち込んだブドウの苗木で栽培を開始すると、1887年、ナパ ヴァレーで初めてとなるグラビティ フローを採用した運搬設備やカリフォルニア初のブドウ選別台、瓶詰めラインを完備した醸造設備を完成させました。イングルヌックは順調にそのワインの品質を向上させていき、1889年に行われたパリ万博で銀賞を受賞するまでに成長。こうして世界的評価を獲得するアメリカのワイナリーの先駆者となり、ニーバム氏は自身の夢を叶えることとなりました。1939年、ニーバム氏の大甥にあたるジョン ダニエル ジュニア氏の代に変わると、高い基準を設けた品質第一をコンセプトにワイン造りを行っていきました。経済的事情から商標権や醸造設備、ブドウ畑を売却することになり、イングルヌックは一時期その輝きを失いますが、ナパ ヴァレーで別荘を探していた映画監督フランシス フォード コッポラ氏とその妻エレノア女史が、売りに出されていた邸宅と土地の一部を購入したことで転機を迎えます。コッポラ氏は、購入した土地に隠されていたイングルヌックの遺産とも言える畑を発見したことで、どんなに時間がかかってもすべての土地を再び集め、イングルヌックの名声を復活させることを誓います。そしてイングルヌックの創業者であるニーバム氏と、自らの名を冠した「ニーバム コッポラ エステート ワイナリー」を設立しました。1978年には、ボルドースタイルの赤ワイン「ルビコン」のファーストヴィンテージをリリース。その後ワインコンサルタントとして、禁酒法以降のアメリカで大きな影響力のあったワインメーカーで、カリフォルニアワインのスタイルを確立したことで尊敬を集めていた人物、アンドレ チェリスチェフ氏を迎えます。こうしてコッポラ氏はワイナリーの発展に力を注ぎながら、バラバラになっていた歴史的なシャトーを含むイングルヌックの残りの土地を購入していき、2011年には約40年にわたる忍耐強い決意と粘り強い交渉により、イングルヌックの商標権を取り戻し、イングルヌックを完全復活させ、かつて立てた誓いを果たす事となりました。同年にはメドック格付け第1級シャトー マルゴーで故ポール・ポンタリエ氏の右腕として、20年以上のキャリアを誇るボルドーワインのスペシャリストである醸造家フィリップ バスコール氏を醸造責任者に迎え、現在に至るまでワインラヴァーを魅了し続けています。
ジューシーな果実味がありながらもタンニンはしなやか、綺麗な酸味がしっかりと感じられるスタイル。近年エレガントなスタイルへとトレンドがシフトしていく中で、フィリップ氏の手腕によって驚くほどフィネス溢れるワインを造り上げるイングルヌック。フィリップ氏はマルゴーで長年培ったノウハウを活かし、2013年から大胆な変革を実施します。栽培では剪定の時期を早め、キャノピー(樹冠)を縮小させることで、ブドウの葉一枚一枚に日光が豊富に降り注ぎ、収量が増加。収穫を通例よりも10日ほど早めて実施したことで、ブドウの過度な成熟による糖度の上昇を抑え、よりフレッシュな酸味を持ったブドウを収穫する手法へと転換を試みたのです。醸造に関しては新しい除梗設備を導入し、より優しく果実を扱いブドウの酸化を抑制することで、純粋な個性が表現されたアロマの抽出が可能に。また、個々のブロックで分けられたワインごとに最適なタイミングでポンピングを実施するように変更しました。これらによって、過度な色素やタンニンの抽出が抑えられ、最終的なワインのバランスやストラクチャーの質も更に向上。熟成に関しては、ヴィンテージによって新樽比率75~80%のフレンチオークで約18ヵ月熟成させます。
カートに入れました
マイルの内訳
合計獲得マイル: --- マイル
内訳
通常マイル
キャンペーンボーナスマイル
マイルアップ商品ボーナスマイル
お届け先の都道府県