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イタリアの名家老舗ワイナリー「アンティノリ」が造る伝統的スーパータスカン。
トスカーナ州を代表するアンティノリによる、もうひとつのスーパータスカン。もう一つはティニャネッロです。2019のソライアは、カベルネ・フランの比率がやや高く、サンジョヴェーゼの比率がやや低くなっています。ソライアの畑の土壌はガレストロ岩が多く、特にカベルネ・フランとの相性は最良であり、マネージング・ディレクターのレンゾ・コタレッラは、2019年のようなヴィンテージは、ワインの最終的なキャラクターはブレンドからではなく、その周辺の領土から生まれるということの証明だと語りました。ダークフルーツ、スパイス、甘いタバコのニュアンスが強く感じられ、寛大で非常に表情豊かなワインです。タンニンは美しくベルベットのような柔らかさです。ワインラヴァーに愛される美しいワインです。とてもエレガンスなこのワインの飲み頃は2024-2050辺りでしょう。もう少し待つと飲み頃に入りますが、長期熟成によりより素晴らしいワインとなります。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者：アンティノリ
■生産地：イタリア＞トスカーナ＞キャンティエリア
■生産年：2019年
■タイプ：赤ワイン フルボディ
■原材料：カベルネ・ソーヴィニヨン75％、サンジョヴェーゼ15％、カベルネ・フラン10％
■アルコール：14.5%
■内容量：750ml
■醸造：円錐形タンクで発酵。その後オーク樽にてマロラクティック発酵。
■熟成：フレンチオークで約18ヵ月間。
■評価：ワイン・アドヴォケイト96点、 ヴィノス95点、 ジェームス・サックリング95点
イタリアワインの歴史を牽引し、イタリア全土に渡り10以上のワイナリーを所有するトップワインメーカーであるアンティノリは、1970年代に、スーパータスカン「ティニャネロ」「ソライア」を生み出し、その実力を世界に知らしめました。 その歴史は1385年、ジョンバンニ＝ディ・ピエロ・アンティノリ氏がフィレンツェのワインギルドに加盟したことから始まり、現在はトスカーナ、ウンブリア、ピエモンテなどイタリア全土に10以上のワイナリーを所有しています。「土地とのつながりに感謝する」という理念のもと、その土地のテロワールと歴史を反映した多彩なワインを造り出し、イタリアワインの伝統と歴史を牽引してきた、まさにイタリアのトップ・ワインメーカーです。アンティノリの最大の魅力は何と言っても、イタリア各地に「土地のスペシャリスト」と言うべき個性を備えた、素晴らしいワイナリーを数多く所有していること。キャンティ・クラシコにテヌータ・ティニャネロ・エステートとペポリ、バディア・ア・パッシニャーノの3つの代表的なワイナリーを有しています。
テヌータ・ティニャネロの畑が位置するのは、キャンティ・クラシコの中心。319haのうち、127haもの広大な面積がブドウ畑として広がっています。 ここは15世紀にはすでに銘醸地として記述されていたというほどの優良区画。その標高は350～400mという高地で、昼は暖かく夜は冷涼というブドウ栽培に最適な気候です。トスカーナらしい丘陵地帯に日当たりのよい、非常に急な斜面を這うようにブドウの畝が続きます。畑は粘土石灰岩の土壌が特徴で、約500万年前から250万年前の石灰岩や片岩に富んだ土壌から構成。その中でもソライアの畑は斜面の中で最も日当たりの良い場所に位置しており、面積は僅か20haでティニャネロの3分の1程度。その上、ワインは優良年にしか生産されないため、数ある有名スーパータスカンの中でも非常に入手困難なワインとなっています。
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