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世界で愛され続けるナパのカベルネ王者ファーニエンテが造り出す、飲む者の心を魅了するようなシャルドネ。
白いイチジクと柑橘類の花の香りが豊かなに香り立ちます。この魅力的なシャルドネはゆっくりと口の中に広がり、ハニーデュー、ネクタリン、レモンの皮のシルキーな香りから、次第にエレガントでトーストしたオークに支えられた香りと続きフィニッシュへと進みます。キリッとしたミネラル感とジューシーな酸味が豊かな果実味を持ち上げてサポートし、優雅な熟成の枠組みを提供します。このワインは、ボトルとグラスの中で豊かさと複雑さを増していきます。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:ファー ニエンテ
■生産地:アメリカ > カリフォルニア州 > ナパ ヴァレー
■生産年:2020年
■タイプ:白ワイン 辛口
■原材料:シャルドネ100%
■アルコール:14.3%
■内容量:750ml
■醸造家:マルケージ・ニコール
■醸造責任者:アンドリュー・デロス
■マセレーション:平均12日間
■発酵:オーク樽85%、ステンレスタンク15%
■熟成:フレンチオーク樽(新樽45%、MLF なし 一度使用55%)で10 ヶ月
■輸入者名:WINE TO STYLE株式会社
ファー ニエンテは、ジョン ベンソン氏によって1885年に設立されました。彼は1849年のゴールドラッシュでカリフォルニアに到来した「フォーティ・ナイナー」世代の一人であり、画家のウィンスロー ホーマー氏の叔父にあたります。ベンソン氏は、クリスチャン・ブラザーズ・ワイナリー(現CIA)やグスタフ・ニーバム・ワイナリー(現イングルヌック)を手がけた建築家、ハムデン マッキンタイヤー氏を採用し、ワイナリーをデザインさせました。ワイナリーは1919年まで繁栄を続けましたが、禁酒法により運営停止。その後60年間、ほとんど手付かずのまま放置されていました。1979年、ギル ニッケル氏がこのワイナリーと隣接する畑を購入し、3年間におよぶ修復工事が始まりました。ワイナリーの建物は美しく生まれ変わり、後にアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されます。 「ファー ニエンテ」という名前は、ワイナリーの建造物の正面に「FarNiente」と掘られた石材が建設当初から埋め込まれていたことに由来します。これはイタリア語で「何もしない心地よさ」を意味します。1982年、収穫されたシャルドネとカベルネ ソーヴィニヨンの発酵が始まり、およそ69年ぶりにファー ニエンテでの醸造が再開されます。1979年から1982年までは、ワイナリーがリフォーム中だった為、収穫されたシャルドネは別の場所で醸造をし販売しました。ファー ニエンテは、現在でもシャルドネとカベルネ ソーヴィニヨンのみに特化したワイナリーです。オークヴィルの西側の斜面に建てられたファー ニエンテは重力移動式ワイナリーで、ワイン醸造のそれぞれの段階でブドウを丁寧に優しく扱います。業界最高水準の醸造技術、こだわりのハウス・スタイル、自社畑でのブドウ栽培、社会的責任への取り組み等、ファー ニエンテが世界で愛され続ける理由はここにあります。ファー ニエンテの過去と現在は1998年再結合しました。 その年、ファー ニエンテ スイート・マスカットの1886 年ヴィンテージがマリン・カウンティの個人宅のセラーで発見されました。そのボトルはオリジナルのラベルにコルク、キャップシールがそのまま残り、現存する無傷で最古のカリフォルニアワインとされています。セピア色のラベルには、ハンモックからブドウの房が溢れている様子が描かれていて、ベンソンの甥で画家だったウィンスロー・ホーマー氏がデザインしたとされています。ファー ニエンテの現在のラベルは1979年にアーティストのトム ロドリゲス氏によってデザインされました。彼は姉妹ワイナリーのドルチェ、ニッケル&ニッケル、オンルート、ベラ・ユニオンのラベルのデザインも手がけています。ファー ニエンテにはワイナリーが建てられた丘の斜面を掘削して作られたカーヴ(約3,700 平方メートル)があります。これは設立当初ジョン・ベンソン氏が夢見ていたプロジェクトであり、その後ギル ニッケル氏がその夢を引き継ぎ、20年間かけて工事を行い完成させた物です。現在このカーヴには、2,500ものフランス産オーク樽に眠るワインがリリースを待っています。また、「カーヴ・コレクション」としてじっくりと熟成された後にリリースされる貴重なオールド・ヴィンテージも貯蔵されています。
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