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並みの格付けシャトーを遥かに凌ぐクオリティを誇るシャトー・ラトゥールのセカンドワイン!
5大シャトーの中でも常に最高の品質と評価されるシャトー・ラトゥール。このシャトー周辺はイギリスの攻撃からフランスを守る重要な塔でした。「塔(ラトゥール)」という名前はこれに由来してます。こちらのセカンドワインは、濃い深紅の色合いに香りはピュアで、熟した赤系・黒系果実の風味、ココア、タバコ、シトラスの皮のようなニュアンスが感じられます。口に含むと瑞々しく力強いアタックで、伸びが良く、余韻はとても長いです。グレート・ヴィンテージとなった2016年は、1度飲むと忘れられないほど素晴らしい味わいで、限りなくピュアかつ凝縮された味わいが感じられます。今飲んでも良いですが、あと数年熟成させても楽しめそうなポテンシャルも持ち合わせています。※商品画像と実際の商品の生産年(ヴィンテージ)が異なる場合がございます。正しくは商品名および詳細欄の生産年をご確認ください。
■生産者:シャトー ラトゥール
■生産地:フランス > ボルドー > オー メドック > ポイヤック村
■生産年:2016年
■格付け:メドック格付け第1級 セカンド
■タイプ:赤ワイン フルボディ
■原材料:カベルネ ソーヴィニヨン71%、メルロー29%
■アルコール:13.5%
■内容量:750ml
■醸造・熟成:新樽比率約50%のフランスのアリエ県とニエーヴル県産オーク樽で熟成
■参考評価:ワイン アドヴォケイト95点、ワイン スペクター94点、デキャンタ95点
■輸入者名:エノテカ 株式会社
ラトゥールの名前が資料で確認できるのは1331年以前にさかのぼりますが、それから17世紀末頃までは、畑の一部でブドウが造られている程度でした。その後、アレクサンドル・ド・セギュール候がシャトーを所有するようになり、ワイン造りが進んでいきます。18世紀に入りイギリスでボルドーワインがもてはやされた時期には、他のワインの4~5倍の値段で取引され、18世紀末頃には20倍で取引されていたと言います。人気を受け、18世紀中ごろには38ヘクタールだった畑が、18世紀末には47ヘクタールへ広げられ、ワインの生産に力が入れられていきました。フランス革命の困難な状況の中でも、ラトゥールは畑をそのまま守り切りました。1962年までセギュール家の末裔が所有していましたが、その後、イギリス資本の大手による所有となった時代もありましたが、1993年に現在のオーナーであるフランソワ・ピノー氏の所有となりました。また、1998年、1995年からシャトーに参画していたフレデリック・アンジェラ氏が支配人となりました。フレデリック・アンジェラ氏は、プリムールでの販売をやめるなど、独自の戦略を次々と打ち立てていきました。 シャトーを象徴する塔の中はオーナーのジムがあると言われています。
ラトゥールの品質を作っているのは、『細部まで、やるべきことをきっちりと行うこと』これに尽きます。ブドウの樹は枯れてしまったもの、傷ついたものは若木に植え替えられますが、植え替えられた樹々はマーキングされ、古木とは別に収穫されます。また、樹齢が高くなりすぎた際も植え替え作業が行われますが、その際も、土壌の再生と浄化の為、5年間の休耕期間が守られています。収穫は臨時メンバー100名ほどが参加して進められます。果実が潰れないようブドウはトレー(最大8キロ入る)に入れられ、選果の後、除梗・破砕を行って重力を利用して醸造工程にすすんでいきます。フリーランジュース(無圧搾)とプレスジュース(圧搾)は別々に醗酵を行い、醗酵後エリック・ボワスノ氏、ジャック・ボワスノ氏と共にプレスワインも使いながらブレンドを行います。 また、シャトーは近年、リュット・レゾネで栽培を行っています。有機栽培も取り入れており、化学肥料・除草剤を使わずに剪定された枝と植物から作られた堆肥を混ぜたオーガニック肥料を使用しています。また、2008年からは土壌をより大切に扱うため、馬による耕作作業を復活させました。これによって土壌が圧縮されるのを防ぎ、CO2の排出量を削減する事が見込まれます。病害処理、摘心といった畑での他の作業にも、実験的に耕作馬を導入しています。また、『ランクロ(シャトーの土地周辺部分47ヘクタール)』の区画内10ヘクタール余りでは、ビオディナミ農法が採用され、月の歴に基づいて主要作業の実施日を検討したりしています。今後は広範囲の畑で、ビオディナミを広げていく予定であるようです。
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