SPINGLE（スピングル） SP-1005D Konjyou

折り鶴再生スニーカー

- 広島のシューズメーカーである私たちにできること -

巡り巡る 折り鶴
折り鶴から生まれた糸を丈夫な帆布に
折り鶴のストーリーや平和のメッセージを託して
想いを繋いで広島から世界へ。

SPINGLEでは地元である広島に根差した企業として、平和記念公園などに寄贈された折り鶴をスニーカーのアッパーに再生し、平和のメッセージを発信する取り組みを2022年から継続し展開しています。
被爆・終戦80年にあたる2025年。
「折り鶴再生スニーカー」を広島から世界へ想いをあらたに込めたプロダクトを皆様に届けられることとなりました。

広島に寄贈され祈りの役目を終えた折り鶴から再生した糸を使い、オリジナルの帆布に仕立てアッパーに採用した特別な一足。
折り鶴の紙から再生された糸「折り鶴レーヨン糸」は当初とても繊細な素材でした。
開発当初はスニーカーの素材として採用することが極めて困難でしたが、綿糸と混紡することでスニーカーとして耐え得る強度を持ちあわせたキャンバス生地を目指し、1年以上の歳月をかけて生地メーカー様と協働開発、試行錯誤を繰り返し誕生に至りました。
丈夫かつしなやか、綿帆布とは一味違った滑らかな肌触りのタッチで心地よいフィット感を生み出します。

シュータンには色とりどりのカラフルな折り鶴柄のブランドネーム、麻混の特注シューレースなど、デザインとディテールにスピングルの平和への想いを込めた仕上がりに。
ライニングには再生素材を使用し、防臭・抗菌・吸汗性にも優れておりシューズ内を快適な環境に保ってくれます。
アウトソールには環境配慮素材セルロースナノファイバー入りの自社開発である「RUBEAR CNFソール」を採用し、耐摩耗性を約40％向上（当社従来比）し、より一層長く履いていただけます。

広島の自然が育む花、果実、瀬戸内の海と島々といった自然からインスピレーションを得て、古来から日本の手伝色である和名で表現し染めあげました。平和を象徴する虹をイメージした7色のカラー展開で彩ります。
 

スピングルとは

スピングルは2002年に職人気質あふれる街、広島県府中市から誕生しました。
「流行に左右されず、日本製にこだわり、パッと見ただけでスピングルと分かる個性的なデザインで勝負できないか？」
そんな想いを胸に、日本人の足型を研究し、究極の履き心地を追求してきました。
1933年から稼働している自社工場で培った経験と知識を糧に、その技術力や品質の高さがデザイナーブランドに評価され、2004年にはパリコレやミラノコレクションにもコラボして登場することができました。
これからも他のスニーカーとは一線を画すスピングルならではのデザインと履き心地を追求し続けます。