今年もANAオリジナルKisvin甲州を皆様にお届けする季節がやって参りました。私たちが畑や醸造所で積み重ねた細かな仕事の数々が、このボトルに詰まっています。

大地を踏み締め、農業の担い手を着実に育て、ワインを世界に羽ばたかせ続けたい。Kisvinはもっと遠くまで飛べる！そう信じていつも空を見上げています。
ボトルを手にした皆様に、それぞれの素敵な「乾杯！」がありますように。ぜひお楽しみくださいませ。

毎年ワインのブレンドにはかなりの時間をかけ取り組んでいます。いくつかのタンクに仕込まれた甲州のキュベを、少しずつ比率を変えながらブレンドします。

どのような場面でみなさまがボトルの栓を開けるのか…？イメージを膨らませ、感性を研ぎ澄まし決めてゆきます。最近は「あのANAオリジナル甲州飲みましたよ！」「大切な人への贈り物にしました」「毎年楽しみにしています」と直接お声かけいただく機会も増えました。

そんな声を頂くともっと美味しいものを届けたいという思いが強くなります。厳しい品質管理の現場ではありますが、ワインがたくさんの笑顔に囲まれることを想像しつつ、ブレンドを完成させました。

ブドウ栽培の専門家集団Kisvin（キスヴィン）が自社醸造所を建設、ワイナリーをスタートさせたのは2013年のことでした。当初は名を知る人も少なかった小さな醸造所で生産されるワインの品質の高さは、ワイン界の権威らをも唸らせ、瞬く間に評判を呼びました。

Kisvinとは「ブドウにキスを」という意味の造語で、ブドウ作りにかける情熱を表しています。醸造家・斎藤まゆ（さいとうまゆ）、栽培家・荻原康弘（おぎはらやすひろ）という２大スター生産者を擁するKisvinですが、農業の未来をより明るいものにしていこうと、次世代の育成にも力を入れています。これからも目が離せない注目のワイナリーです。