RAKUZEN 倒れても起き上がる漆塗りのぐいのみ らく杯〔直径70mm×高さ50mm 〕

福島県会津地方の民芸品、起き上がり小法師のように、倒れても起き上がる漆塗りのぐいのみです。底部に重心のある構造のため倒れにくく、底部に施したカットに指が掛かり持ちやすいのが特徴です。酔っ払っても安心なのはもちろん、握力が弱ってきたシニアや目や手に障がいがある方もお酒の時間を楽しめるぐいのみです。機能性と、二本足で立っているようなかわいらしい形がお酒の時間を楽しくします。さらに日本酒の香りを楽しむ仕掛けもあります。内側底に設けた突起構造は、注いだお酒がぶつかり対流して香りを立ちやすくします。
持ちやすく安定感があり割れにくい木製であることから、1～2歳くらいの赤ちゃんがコップ練習をする器としても使えます。赤ちゃんが大人になったら親子でお酒を交わすというように、末永く人生に寄り添える器です。
制作を手がけるのは福島県の会津漆器職人。漆塗りの口あたりと木目のぬくもりを両方楽しめる「拭き漆」で仕上げました。拭き漆は使うほどに木目がはっきり出てきて、漆の色も鮮やかに変わっていきます。 また、傷がついても目立ちにくい仕上げですので、普段使いにもぴったりです。 漆器初心者の方でもカジュアルに使っていただけます。毎日使って、自分だけの器に育ててください。
※2014グッドデザイン賞受賞(楽膳シリーズ)